言葉とか、文章っていうのは、
情報を伝えるためだけのものじゃない。

感情を伝えるときにこそ、
力を発揮するのかも知れない。

読んだときに、何かを知るんじゃなくて、

優しい気持ちになれる。

大丈夫だよ、って声をかけてあげたくなる、

あったかい心になれる、
そのままでいいんだよ、と伝えたくなる。
それが、美月ここねさんの本だと思う。

 

 

 

感情の乗った言葉というものに気づかせてもらえた本です。

『だいじょうぶ 心の声が聴こえるよ』
美月ここね
http://amzn.to/2fwIdBe
 
この本は、実は僕にとっては、
とっても特別な本なのです。

 

まず、この本の挿絵を担当されている

イラストレーター・けめちゃんと出逢い。

 

それに続いて、作家・ここねさんと出逢い。

 

そのあとで、この本に出逢った、という・・・。

普通、逆やろ!

っていう順番から巡り合った本なのです。

 

 

こんな経験、この先の残りの人生でないんじゃないかな。

 

さて、この本について。
ちゃんと最初から最後まで通して読んだのが、3回ほど。

毎回、必ずどこかで突然、涙のダムが決壊する。
なんていえばいいのかな、

文章の中に、

ここねさんの感情の記憶が充電されている。

それが、ふとした拍子に突然にスパークする感じ。
いきなり雷に打たれたみたいにビリビリくる。よくわからないか・・・。
本を読んでいるというよりも、
ここねさんが、目の前で語りかけてくれている感覚。

 

このほうが、わかってもらえるかな・・・。

ともかく、日常のなかで、
イライラしがちだったり、満足が得られないことばかりだったり、

生きることの意味がわからなくなったり、

そんなときに、読んでみてほしい。

 

 

 

きっと、すくわれるはず。

『だいじょうぶ 心の声が聴こえるよ』
美月ここね
http://amzn.to/2fwIdBe