今季最初で最後の公認レース。

申込はしていたものの、
前日まではまさか本当に走ることになるとは思ってなかった。

完全な準備不足やね。

片道3時間以上かけて到着。

軽いアップだけにして、招集場へ。

直前までスパイク履かずにいた。
足を通したのは、レース15分前くらい。

スパイクで軽く流しただけで、足が悲鳴をあげてくる。

ともかく自分の今の最善だけを考えるようにする。

スタートラインから、ゴールが近く見えた。
不調ではなさそうかな。

スターティングブロックに乗り、静寂へ。

自分が意識すべきは、最初の13歩。
そこまでは前傾姿勢で我慢すること。

スタート直後からついていけてないのはわかった。

とはいうものの、
体が起き上がってきたところでの両隣との差に、唖然とする。

ともかく慌てず力まず・・・。

終盤、これはもしかしたら自己最低タイムかと
諦めモードでゴール。

速報が出てくるのを、待つ。

タイムは悪くなかった。

良くもないけどね。

あぁ、・・・
もっと自分の感覚を信じて
きちんと最後まで走り切ればよかった。

ひょっとしたらもうちょっと良いタイムだったんじゃないかな。

こういうのを欲というんだろうか。

しかし、まだまだ周りに振り回される自分に反省。

隣を気にせずに走ること。

事情はどうあれ、申し込んでたんだから、
当日までは身体をつくりこんでおくこと。

振り回されてるな。

もっと自分を信じられる、強い自分になりたい。

わずか十数秒のためだけに、
往復で約7時間をかける。

ある意味、最高の贅沢。

この年齢になってくると、
ケガしないことが大切。

自分の足で帰れることが、有り難い。