言葉とか、文章っていうのは、
情報を伝えるためだけのものじゃない。
情報を伝えるためだけのものじゃない。
感情を伝えるときにこそ、
力を発揮するのかも知れない。
力を発揮するのかも知れない。
読んだときに、何かを知るんじゃなくて、
優しい気持ちになれる。
大丈夫だよ、って声をかけてあげたくなる、
あったかい心になれる、
そのままでいいんだよ、と伝えたくなる。
それが、美月ここねさんの本だと思う。
感情の乗った言葉というものに気づかせてもらえた本です。
この本は、実は僕にとっては、
とっても特別な本なのです。
とっても特別な本なのです。
まず、この本の挿絵を担当されている
イラストレーター・けめちゃんと出逢い。
それに続いて、作家・ここねさんと出逢い。
そのあとで、この本に出逢った、という・・・。
普通、逆やろ!
っていう順番から巡り合った本なのです。
こんな経験、この先の残りの人生でないんじゃないかな。
さて、この本について。
ちゃんと最初から最後まで通して読んだのが、3回ほど。
毎回、必ずどこかで突然、涙のダムが決壊する。
なんていえばいいのかな、
文章の中に、
ここねさんの感情の記憶が充電されている。
それが、ふとした拍子に突然にスパークする感じ。
いきなり雷に打たれたみたいにビリビリくる。よくわからないか・・・。
本を読んでいるというよりも、
ここねさんが、目の前で語りかけてくれている感覚。
ここねさんが、目の前で語りかけてくれている感覚。
このほうが、わかってもらえるかな・・・。
ともかく、日常のなかで、
イライラしがちだったり、満足が得られないことばかりだったり、
イライラしがちだったり、満足が得られないことばかりだったり、
生きることの意味がわからなくなったり、
そんなときに、読んでみてほしい。
きっと、すくわれるはず。