2016年8月27日は、「ダイアログの場のつくり方」。
ファシリテーションの勉強会。
いろんな偶然が積み重なって、開始が夕方からになる。
そんなわけで空いた昼間の時間、
ファシリテーターのユタと合流し、
ぶらり途中下車の旅に出ることにした。
山陽電鉄で、姫路・三宮一日乗車券を購入、
夕方の開始時刻に山陽須磨に着いておくこと以外、
なんの決め事もなく、想うままに行動する。
いわば、大人のプチ冒険体験。
僕にとっては、このエリアなんて知ってる場所ばかりのはず。
ところが、普段とは違う移動手段というだけで、
ぜんぜん見える景色が違ってくる。
知っている(と思っている)ものであっても、
視点を変えることの大切さに気づけた。
そんな気がする。
見えるものが違ってくると、不安になったりするものだけど、
なんだか、それが楽しい。
こういうときの不安というのは、自分が考えているものとの
ズレを意味することが多いらしい。
ふと目に留まった駅前のお店に入り、おばちゃんと会話する。
天満宮では、一心に祝詞をあげる人がいて、
後ろで控えながら、みんなの幸せを願ってみる。
なんとなく一駅歩いてみたくなって、
途中では道なき道を歩いてみたり。
「スタンド・バイ・ミー」に出てきそうなシーン。
年齢は違うけど。
公園でビールを飲む。
明るいうちから飲む冷えたビールはおいしい。
海水浴場に足を延ばしてみる。
海の家に立ち寄って、またビールを飲む。
夏だ。
そして、今日の目的地へと向かう。
姫路から須磨までの移動に7時間もかける。
最高の贅沢かもしれない。
ダイアログを重ねながらの、途中下車の旅。
言葉を重ねていく時間があって、
沈黙の時間もあって。
ゆったりとした時間を過ごす。
視点を変える。
想いを優先して動く。
考えすぎない。
素敵な一日を、ありがとう。
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